注文住宅で使い勝手の良い動線と収納を実現するための基本情報をお伝えします!

Icon 2022年2月2日

表動線に収納があれば急な来客があっても慌てません!

注文住宅の間取りを決める際は、各部屋の広さだけでなくどのような動線と収納を作るかも重要になります。動線と収納を上手く作るには、まず表動線と裏動線に分けて考えることがポイントになるのです。表動線とは、来客を招き入れた際に使用する通路だと捉えれば理解しやすいでしょう。玄関からリビング、そしてリビングからトイレまでの通路が表動線になります。掃除道具や洗濯用のかごなどを表動線に置くことはあまり推奨されないので、表動線の数か所に物を隠すための収納場所を作っておくようにしましょう。

洗面所に行きやすい裏動線と玄関収納の人気が上昇中!

裏動線は、簡単に言うと家族にとって利便性の高い通路ということになります。具体的には勝手口から入ってパントリーを通過したあとにキッチンがあれば、買い物帰りの主婦にとってはありがたい裏動線だといえるでしょう。コロナ禍では、玄関から洗面所に直行できる裏動線が人気となっています。さらにウイルスをリビングや寝室に入れないために、上着やバッグを置くための収納スペースを玄関に設置する注文住宅も多くなっているのです。また裏動線においては扉の設置を極力控える傾向があります。扉の数を減らせば減らすほど注文住宅のコストを抑えることができますし、入居後も扉を開閉する手間が省けて移動しやすくなるのです。高断熱と高気密を兼ねた注文住宅にすれば、扉の数を減らしたとしても外気の影響はあまり受けないといえます。表動線と裏動線の特徴を理解したうえで、それぞれの動線と収納場所の上手なつなげ方を検討するようにしましょう。

埼玉の注文住宅を建てる際は、業者に詳細な見積書を作成してもらい、工事の内容や各項目の単価や数量などを確認しましょう。