予算内に家を建てるための住宅設計ポイント

Icon 2022年1月26日

妥協したくない場所を定かにする

家造りはどんどん夢が膨らみますが、これだけは必ず叶えたいという部分を明確にしておくことが大切です。住宅設計に関して、「ビルドインガレージだけは絶対に欲しい」とか「カウンターキッチンにする」など、譲れないことを決めておきましょう。何もかもしようとすると予算を超えてしまいます。妥協したくない箇所を明らかにして優先順位を付けることで、予算内での家造りが実現します。

間取りを減らして工費を抑える

費用を抑えるためには、できるだけドアや壁を減らすことがポイントです。つまり壁で区切られた部屋がたくさんある家は、お金がかかるということです。間取りを少なく設計すると、扉などの建材のコストカットもできます。工事の手間もかかりませんし、予算内におさまりやすくなるでしょう。壁や扉の代わりに、カーテンやパーテーションで仕切るという方法もありますよ。収納にも扉を付けないなどの工夫をしてみましょう。

水回りをまとめてコストダウン

トイレや洗面所、浴室といった水回りが家の中であちこちに位置すると、それぞれに対しての配管設置が必要になります。配管工事も高額ですし、工事も複雑な作業になり工費がかかります。できるだけ水回りは近い場所に集合させましょう。トイレを何箇所にも作るという案も、本当に必要かどうか慎重に考えたいものです。水回りを一か所にまとめるだけで、かなり工事費用を抑えることができるはずです。予算オーバーを防げる上に、住み始めてから掃除も楽になりますし生活動線も便利ですよ。

ローコスト住宅は、住宅の外観のデザインがパッケージ化されていることや、リーズナブルな素材が使用されているといった特徴があります。